バイト先の人間関係の築き方とは?

厨房

バイトで会う人間関係はビジネスライク?

学生時代のアルバイトでは、比較的年齢の近い人と仕事をする機会が多くなります。
大学生が優先的に採用されるアルバイトとしては、体力の必要な飲食店や居酒屋などが一般的で、他にも学校に近い場所にあるコンビニエンスストアやファストフードでは知っている人同士が同じ職場になるということも珍しくありません。

仕事で出会うスタッフ同士という間柄の場合、どこまで親しくなるかはその人次第ということになります。
完全に仕事仲間として割り切ってしまうことで仕事場以外で全く交流を持たないというのも一つの方法ですが、せっかく同じ仕事をするという縁を持った人ですから、友人になっておくというのもよいと思います。

ただ同じシフトによく入っている人同士であっても、仕事中は親しい話をするわけにはいきませんし、終わったらすぐに帰ってしまう人の場合はなかなか話したくてもきっかけをつかむことができません。

そこで親しくなりたい人がいるときにおすすめしたいのが、休憩時間中に話しかけてみるという方法です。
いきなり親しくしても引かれてしまうかもしれませんので、同じ食事を買いに行ってみたり、仕事以外の会話を振ってみたりということをしてみましょう。

最初は距離感があった人も、何回か細かく話しかけていくうちに少しずつ打ち解けてお互いのことも話せるようになってきます。

居酒屋や飲食店のアルバイトの場合には、仕事が終わった時にまかないがつくこともよくあります。
自分でお弁当などを持ってきていたり、自宅に帰れば食事があるという人も、せっかくなので一緒のまかないと食べてみるとよいと思います。

一緒に食事をするということはそれだけで相手との距離感を縮める心理効果がありますので、ぜひ積極的に話しかけてみてください。

親しくなることで仕事がしやすくなることも

アルバイトが決まってから少し困ることに、既にそこで人間関係ができあがってしまっているということがあります。
特に女性が多い職場では、グループが既に形成されていて後から来た自分が入っていきにくいということもよくあります。

ですがそこで自分から距離をとってしまっているといつまでも職場になじむことができません。
基本的にアルバイト仲間として入るなら、新入りを敵視しても全くいいことなどありませんので、歩み寄る姿勢が見られればすぐに打ち解けてくれることでしょう。

職場内で親しい人ができることで、シフトを組む時やトラブルが起こった時に対応ができやすくなるというメリットがあります。

職場内の雰囲気はそれぞれ違いますが、できることなら一人でも親しい人を作り、学校とは違った楽しい職場環境を作っていきたいですね。