一人暮らしをして得られることとは
地元から遠くはなれた大学に進学をするときには、アパートやマンションを賃貸したり、学生寮に入居をしたりすることになります。
都心部に住んでいる人などは実家から大学に通うこともできますが、場所によっては通勤に1～2時間がかかってしまうということもあります。
高校を卒業したばかりの人にとっては、一人暮らしは自由な憧れの生活スタイルですが、一方で親元を離れて一人だけの世帯を持つという寂しさもあります。
大学時代の一人暮らしのメリットは、大学への通学時間を減らすことができるということと、その分学業やサークル活動に時間をさくことができるということです。
実家通学は高い家賃を払わなくてもよいというメリットがある一方で、遠いところから通学することにより一人暮らしの友人たちよりも早く輪を抜けなければいけなくなります。
また大学生活について保護者から何かと干渉されがちになってしまうので、人によっては煩わしく感じてしまうこともあるでしょう。
通学に時間がかかることのデメリットのもう一つが、空き時間や忘れ物があった場合の対応です。
電車に乗ってから何か忘れ物に気づくということもよくあると思いますが、通学に1時間以上かかる人は簡単に戻ることができません。
大学では履修の関係で1コマだけ空きができてしまったり、急な休校があったりしますのでそうしたときに気軽に家に戻れないというのは結構きついものです。
自分のことを自分でするという習慣がつく
もちろん一人暮らしを経験さえすれば誰でも自立心がつくというわけではないのですが、少なくとも一度は一人暮らしを経験することにより自力で生活をするときの苦労が実感できます。
この経験は将来結婚をしたり誰かと同居をするときに非常に役立つもので、お互いに協力をして家事をしていくという苦労を理解してのぞめます。
不慣れな学生時代に一人暮らしをしておくことで、お金の計算を間違えて月末に金欠になったり、部屋のごみ処理に困ったりといった苦労も経験できるので、社会人になってから共通の会話をする種にもなります。
また電気ガスや賃貸、スマホなどの契約も自分で行うことになるので、家族の意見に配慮せず、自分の意見を優先させられるようになります。
電気会社やガス会社は会社によって特徴や特典が異なりますが、家族と自分との利益が必ずしも重なるとは限りません。
手続きの手間もあり、実家暮らしではなかなか変えられない部分ですが、一人暮らしなら好きな会社を選べます。
スマホ会社も、実家では家族割などを使うために自分では選べないことがあります。
しかし一人暮らしになれば用事が減るため、無理に家族割に入っている必要がなくなります。
特にスマホ料金がお小遣いから天引きだった人や、自分で支払っていた人は、この機会に格安SIMに乗り換えるといいでしょう。
格安SIM初心者は、格安スマホのBIC SIMがおすすめです。
ビックカメラの店頭で相談しながらプランやスマホを選べます。
一人暮らしをすると、同じ環境で苦労をしている学生同士で助け合いをするといった経験もすることができ、一人暮らし同士で友情を育むということもできます。
困ったときはお互い様で助け合う経験はかなりの人がよい思い出として持っています。
何よりも親の目を気にせず本当に自分がやりたいと思うことに打ち込んだり、行ってみたいと思っていたところに踏み込んでみたりということができるのが一人暮らしで得られるメリットです。