サークル活動で苦労をする点あるある
大学生活を楽しくしてくれるサークル活動ですが、入ってみてからわかる苦労もあります。
まず大学のサークル活動でよくあるのが、「学生生活がサークル優先になってしまって学業が疎かになってしまう」ということです。
サークル活動は高校までの部活と異なり、一気に経験の幅を広げてくれるものです。
他校や社会人との出会いもあり、親しい友人ができたときには自分の生活の全てがそれを中心に回り始めてしまいます。
しかしいくら楽しいとしてもサークル活動はあくまでも大学生活の一部なので、きちんと授業に出てテストで良い点を取っていかなければ学校を卒業することができなくなってしまいます。
特に学外のインカレサークルに入った場合などは、他のメンバーは大学生でないということもありメンバー同士の時間を調節するために授業の時間を割いてしまうことにもなってしまいます。
サークル活動にある程度距離が置かれていればそこまで自分の生活のペースを乱されることはないのですが、サークル活動にのめりこんでしまうと自制が難しくなってしまいます。
また自分自身はそれほど熱心ではないサークルであっても、先輩や他のメンバーが熱心であるために時間を合わせることを強要されたり、イベントや飲み会への参加を呼びかけられたりするというのも苦労する点と言えるでしょう。
特に夏休みなど長期休暇には、個人で旅行をしたりアルバイトをしたりといった予定もあると思いますが、サークルへの参加を通常通り呼びかけれるようなことがあります。
自分のできる範囲でだけ参加をすることができるよう、サークルのメンバーにはきちんと了承をとっておいた方がよいでしょう。
部の習慣には従わないといけない?
もう一つ新入生がサークル活動で苦労しがちなのが、部内にある謎ルールです。
謎ルールは学校やサークルによってかなり違いますが「新入生は新歓コンパで一発芸をしないといけない」「男部員は先輩前で全裸になる」「一気飲みをするときにはみんなで掛け声をする」といったことなどが挙げられます。
こうした謎ルールは学校だけでなく会社にも存在していることがありますが、どこまで従うかは新入生にとっては悩ましいところです。
内心では非常にイヤだと思っていても場の雰囲気を壊さないために仕方なく行うという人もいるでしょうし、先輩の立場になった時には自分たちで伝統を切ってはいけないという責任感でなんとなく続けてしまったりします。
従うかどうかは本人の判断ですが、どうしても理不尽であると思うならきっぱりと断るというのも一つの方法です。
そもそも多くの人がイヤだと思っているルールなら、一度やめてしまえば二度と復活をすることはありません。