「やめない」事で得られるメリット

ゴルフレンジ

サークル・部活を「やめたい」と思ったら

大学生という時間は自分で自由に時間を使うことができる非常に貴重な時期です。
高校生までの学校生活のように仲間外れになることを過度に恐れる必要はありませんし、自分が本当にやりたいことは何かを探す貴重な時期となります。

多くの社会人が30代を迎える頃になって「大学時代にあれをやっておけばよかった」という後悔を感じているというアンケート調査もありますので、もし自分の心の中に問いかけてそれがやりたいことではないならきっぱりやめてしまうというのがよい方法です。

しかし一方で、何か自分の理想と違っていたり、気に入らないことがあったからといって安易にやめてしまうことを選択するのはよいこととは言えません。

一度は辞めたいと思ったことも、継続することを選択したことで結果的に大成功をしてあという事例は世の中にはたくさんあります。

現在大活躍をしているアスリートの中にも「何度もやめようと思った」という経験を持つ人は少なくありませんので、やめないことによって得られるメリットも確実にあると言えます。

問題は「やめたい」と思う理由がどういったものであるかで、単に「つらい」「面倒になった」「自分よりもうまい人がいる」「失恋した」というようなことであれば、そこで諦めるのは少し待った方がよいかもしれません。

もし一時的に落ち込んでモチベーションが下がったなら、一旦少しだけお休みをして距離を置いてみるのはよい方法です。

しかし少し時間を置いてやっぱりそれをやりたいと思えるなら、あっさり諦めるのではなく何度でもチャレンジをしてみた方が後悔なく人生を送れることと思います。

やめるべきときとやめるべきではないときを見極める

しかし一方でいつまでも未練でしがみつくのではなく、早々にやめたほうがよい場合も存在します。
大切なのは「やめたい」と思った時、それが本当に自分にとってやめ時なのかどうかを冷静に判断するということです。

やめるべきときではない場合は、上記で述べたようなやっていること(スポーツ、バイトなど)に一時的にモチベーションが下がった時です。

やめたいと思った理由が自分がやりたいことに直接関係がないなら、それは少し振り返って考えた方がよいと言えます。

逆にやめるべき時といえるのが「やりたいことを今後もやれないと思った時」です。
例えばスポーツサークルに入ったのに、実質的な活動が飲み会や合コンばかりであった時や、チーム全体の目標が自分の方針と大きくかけ離れてしまっているという場合です。

「練習がきつい」「指導者に実力を認めてもらえない」というのは微妙なラインなので、まずじっくり自分の心を見つめ直しそこから取るべき道を考えていきましょう。