アルバイト経験を上手に伝えるコツとは?

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就職活動の自己PRの定番「アルバイト体験」

就職活動をする時に受ける個人面接では「大学時代何か打ち込んだことはありますか?」といったことを必ず聞かれます。

「打ち込んだこと」の他にも「何か特別に印象に残っていること」といったことを聞かれることがよくあるので、在学中にアルバイトをしてきた人はそのことを自己PRにするチャンスです。

大学生のアルバイトとしては、コンビニ定員や飲食店のウエイター・ウエイトレス、ファストフード定員、居酒屋、家庭教師・塾講師といったものが挙げられます。

いずれも就職後に役立つスキルを身につけられる現場体験になりますので、受ける企業や職種に上手に経験を絡めて説明していくことがポイントです。

就職面接での自己PRにアルバイトを語る時の注意点として「経験だけでなくそこから学んだことを付け加える」「ポイントは短くまとめる」「将来の希望職種と関係のある話題を用いる」ということが挙げられます。

特に質問に対して「○○○という仕事をしてきました」で話を終わらせるのではなく、そこから「接客の難しさ」「商品管理の複雑さ」「マーケティングのおもしろさ」などといった感想をつけていくということはかなり大きなPR効果となるのでしっかり予行練習をしていきましょう。

成功だけでなく失敗を語るのもよい方法

アルバイト体験を面接で話すとなると、どうしても自分が活躍した手柄話を中心にしたくなります。
しかし学生バイトというのはそもそも初めて就労をする人を前提にして採用をしているわけなので、成功しかしていないというのはかえって不自然です。

「自分のアイディアが本社に認められて採用された」など実績がある人もそれほど多くないでしょうし、まして嘘をついて自分をよく見せるというのはよくないことです。

むしろ新卒で学生を求人している企業担当者は、失敗をしない優等生よりも、失敗をしてもすぐにそれをフォローできる柔軟性のある学生を希望しています。

例えばファストフードのバイトをしていたという時には「仕事を始めたばかりのときは手洗いや服装に厳しいルールが設けられており、全て覚えるまで非常に時間がかかりました」「しかし勤務をしていくうちにそのルールの意味がわかるようになり、お客様のためという自覚ができてからはしっかり守れるようになりました」といった感じです。

他にも学業やサークル活動のためにバイトを遅刻をしたとことを叱られて、そこから絶対に遅れてはいけないことを学んだといったような、仕事に対する「責任感」をバイトから学んだという話は非常に面接で受けがよいです。

また珍しいアルバイトをしたという経験がある人は、そのこと自体を話題にすることで面接官に興味を持ってもらえます。