入部後のギャップを防ぐコツとは?

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大学サークルは多種多様です

学校からの公認を得て活動する部活動ですが、その活動実態にはかなり学校ごとに違いがあります。
特に歴史の長い大学や部活の場合、古くからの伝統として何となく続けられてきた習慣などがあったりして、入部前に描いていたイメージと相当違ったものであったということも珍しくありません。

一般的な傾向として大学に入学をして部活やサークルに入部をした人のうち、6月くらいになって急に「辞めたい」と感じるようになる人が多いようです。

これは入部したての頃は新しく入部をした新人として何かと気を使ってくれていた先輩が、そうした「新入部員ボーナス」をやめて本来の年齢別上下関係に戻るということが一つの原因です。

また最初は大学生になって部活やサークルを頑張ろうと思っていた人が実際の団体の実情を知って、自分のイメージとの違いから辞めたいと思うようになるということもあります。

いずれにしても入部後数ヶ月経過してだいたいその部活がどのようなものかわかってきた頃というのは辞めたいという気持ちが発生しやすいものであるので、あらかじめ気持ちの変化は予測しておいた方がよいと言えます。

一番良くないのが、その部活やサークルが自分の希望と大きくかけ離れていて面白みを感じることができなくなっているのに、せっかく先輩や友人が出来たからと付き合いでズルズルと続けてしまうというケースです。

大学生活というのはその後就職をする場合最も自由に自分の時間を使える貴重な時期ですので、内心やりたくないと思っていることを些細な理由で続けてしまうのは大変にもったいないことです。

何か「おかしいな」と感じる部分があったらまず冷静に振り返ってみて、自分の本当にやりたいことを考え直してみてください。

入ってみてわかったサークル・部活ギャップあるある

大学のサークルや部活に入ってみて初めてわかるギャップにはいくつかのパターンがあります。
まず「活動実態のない飲みサーだった」ということが挙げられます。

これは案外スポーツ推薦者もいる有名部活にもありがちなもので、昭和の体育会系のような飲酒の強要や裸踊りのようなおかしな文化が残っているようなケースです。

特に高校時代に「この大学で部活をやりたい」と思っていた人にとっては、飲み会や不条理な上下関係を強制されてはモチベーションもだだ下がりになってしまいます。

反対に入部してみたら活動がガチ過ぎたというのもよくあるギャップです。
「初心者歓迎」と勧誘をしていたのに、実際にはほとんどの人が休日返上で部活のみに心血を注ぐようなところであったというのもよくある話です。

サークル選びは一度でピッタリ理想通りになることの方が珍しいのが実情なので、常に自分のやりたいことを優先に残る・辞めるを考えるようにしましょう。